検査・施術法

問診・検査

　痛みの根本原因は痛みの出ていない部位に原因がある場合もあります。当院では、痛みのある部位はもちろん、それ以外の部位や全体のバランスチェックも行い、過去の病歴、ケガ歴もしっかり参考にしていきます。問診、検査は当然ですが、どのように施術をしていくかを決める重要なポイントですので、いろいろな質問、検査をさせて頂きます。また、何軒も治療院を回られて改善していない方には、今までどのような治療を受けられたのかもお聴きし、施術を組み立てたいと思います。

問診・検査

問診票のチェックとヒアリング

問診票をご記入いただき、現在の状態や既往歴などを確認いたします。
また、日常生活や仕事における姿勢や動作などの確認を行い、そのほかにも患者様には気になることをお話いただき、治療の参考にさせていただきます。

痛みの出ている部位を検査

実際に痛みの出ている部位に触れ、痛みや熱、腫れ、皮膚の状態をチェックします。また筋肉や関節の動作痛や可動域も確認し、痛みの出ている部位の状態を把握します。

身体全体を検査

痛みの原因は、痛みの部位以外にあることがあります。そのため身体全体の可動域、柔軟性、傾きをチェックします。また、患者様の既往歴をもとに検査をすることで、痛みの間接的な原因を探ります。

痛みはないが正常な動きが出来ていない部位を検査

0３で行った身体全体の検査で正常な動き（解剖学的な位置、向き、動き、可動域）が出来ていない部位の前後、上下を検査していきます。「なぜ痛みがない箇所なのに検査をする必要があるのか？」
▼下記のような理由があります。

（1）長い間、腰痛を持っていたが、腰ではなく、足首の向きやアライメント（骨の並び）を調整したことで腰痛が改善された。
（2）肩が上がらなかったが、腰の傾きを調整したら肩が上がりやすくなった。
（3）主訴が腰痛であったが、外反母趾の症状もあったため、つま先にテーピングをし、姿勢改善をすることで腰痛が改善された。

こういった直接の痛みがない部位を調べることで根本原因を追求できます。

治療方法の選択

痛みの原因がわかった上で、実際の治療方法を選択します。
▼原因に合った治療を下記から行います

・関節治療（AKA）
・筋細胞リリース（AKS）
・超音波
・電気治療
・テーピング
・固定
・その他の手技療法

早期回復、再発防止のためのアドバイス

日常生活での偏った癖や動作、また仕事で同じ動作を繰り返すことが積み重なると、身体のバランスが崩れ、痛みが出る方も多いです。まずは日常生活の癖を把握していただき、変えられる癖や偏った動作であれば変えていただくことをおすすめします。変えられない癖についてはできるだけ筋肉が固まらないためのセルフケアをアドバイスし、自宅で簡単なトレーニングを行っていただき、早期回復、再発防止を目指します。